ヘルペスという再発が多いことで知られている病気があります。この厄介なヘルペスに効果が期待できるのが、バルトレックスという治療薬です。では、バルトレックスには具体的にどのような効果があって、それと引き換えにどのような副作用が懸念されるのでしょうか?

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バルトレックスと薬の飲み合わせについて

病室

バルトレックスは帯状疱疹やヘルペスなどの治療に使用される抗ウイルス薬です。
日本では2000年から販売されていていますが、現在でもヘルペスなどの治療において活躍しています。
性器や口唇ヘルペスなどの治療はもちろん、帯状疱疹や水痘にも利用されていてヘルペスに関係して利用される抗ウイルス薬において最も多くの適応症を保持することが可能です。

特に性器ヘルペスなどの発症を抑制することができ、毎日薬を飲むことによってヘルペスの再発を予防することができます。
保険適応による治療を利用することができるので幅広い世代の人が利用している医薬品です。
バルトレックスはヘルペスウイルスの増加を阻止する作用があり、酷い症状の悪化を予防し、病変の拡がりなどを抑制することができます。
高い抗ウイルス効果を持っていて、開発段階での臨床試験において90%以上有効率が確認されていてその効果が証明されています。

1日1回服用することで再発抑制効果が高く、臨床試験ではヘルペス再発率を40%減少したという結果が得られています。
バルトレックスは国内では性器ヘルペスの再発予防による使用が認可されている唯一の薬で、メリットとして最小限の服用回数で治療することができる点があげられるでしょう。

ヘルペス治療において1日2回という少ない頻度で済むので便利です。
但しバルトレックスは自覚症状が現れてから早いタイミングで服用しないと十分な効果を発揮することができません。

いくつか副作用があり、人によっては頭痛や眠気・肝機能などに影響を及ぼすことがあります。
飲み合わせが悪いと酷い症状が出現することもあるので、服用する際は注意が必要です。
バルトレックスは基本的に安全な医薬品ですが、まれに頭痛や眠気などの症状が見られることやアナフィラキシーショックといった重大な症状もあります。
肝機能や腎臓機能が弱い人は成分を十分に排出できないケースもあるので注意しましょう。

バルトレックスを飲んではいけない人

バルトレックスには服用禁止となっている人がいます。
例えばバルトレックスに含まれている成分からアレルギーが出る人です。
有効成分であるバラシクロビルは肝臓において代謝され、アシクロビルに変換され効果を発揮する仕組みですが、アシクロビルが体質に合わないと飲むことができません。

腎臓障害のある人の場合は代謝されたアシクロビルが排出しきれないことがあり、成分が体に余分に溜まり副作用が出やすくなるので注意が必要です。
高齢者の場合腎臓機能が弱っていると、副作用のリスクが高くなります。

妊婦に対してバルトレックスの投与は残念ながら安全性が確認されていないので、副作用や胎児などの影響が考えると服用には慎重さが伴います。
医師が判断した時服用することをおすすめします。
バルトレックスの成分が母乳に移動することもあるのであまり服用はおすすめできません。
妊婦と同じように新生児や乳児のバルトレックス投与に関して安全性がまだ確認されておらず、子供でも体重40kg以上あると大人と同じ量で服用することが可能です。

バルトレックスを服用している間飲酒すると、良い影響はでません。
アルコールの作用からアシクロビルの血中濃度がアップし、いろいろな副作用が出る可能性が高いでしょう。

他の薬と同じように治療中は飲酒を控えた方が良く、飲み合わせの良くない医薬品もいくつかあるので事前に確認することをおすすめします。
もしバルトレックスの服用を飲み忘れた場合、気がついたタイミングで良いのですぐに1回分服用しましょう。
尚、2回分を一度に服用することは禁止になっているので、次の服用時間が近いなら1回分空けてから服用サイクルを元に戻すときちんと摂取することができます。